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2013/03/29

続・チャコの桜

本日PM18:30 シャント手術を終えたチャコを見舞ってきました

とりあえず 脳に溜まる水を逃がすための手術は無事終了





まだ麻酔から醒めたばかりの彼女は 酸素マスクをつけた状態で

「Aちゃん(娘)… ぃつじ(ひつじ)… 頑張った…」 と言葉を発してくれました

頭はまた丸刈りにされ 分厚い脱脂綿の上からテーピングされて

点滴とバイタルセンサーに繋がれて横たわる姿はドラマではないんだね





30歳になった娘のAちゃんは 

「ママ おかえり。 ずっと待ってたよ…」 と涙ながらに本当に嬉しそうだった

Aちゃんは自分も精神病と戦いながら 今日も一人でチャコを見守ってた

手術開始は14:00 仕事を終えた私が駆けつけるまでたった一人で…

@(-ω-。`)@ なぜそうなのかは後々。。。





さて今回のチャコの手術は 腰椎腹腔短略術 といって

脳に溜まった水を脊髄から腹腔に流すための仕掛けを作り直す手術だった



Syant_1_2



お腹には腹腔と呼ばれる空洞があり シャントと呼ばれる管を通し排出された水は

自然に吸収されて オシッコとなって排出される仕組みらしい



Syant_3



健常者にはゾッとするような手法だけど 腰椎麻酔(下半身麻酔)で負担が少なく

水頭症の改善にはかなり効果的

チャコはこの措置をすでに施術しており 水頭症の再発を回避していたのに 

何らかの理由で脇腹に埋め込んだバルブが詰まって 今回の状態に陥ったのだ





ところが実際手術に取り掛かってみると 大問題が発生!!

先生の話によると チャコは太ってしまい皮下脂肪が想像以上に厚く

麻酔の注射針が脊髄に届かないという事態に!!

急遽 脳室腹腔短略術 といわれる 下図の手法で手術することになった



Syant_2_2


@(; ゚ ロ゚)@ナン!@( ; ロ゚)@゚ デス!!@( ; ロ)@゚ ゚トー!!!




開頭してカテーテルを使い 脳室内に直接シャントチューブを通し 

首や喉、胸を通過させて腹腔までチューブを誘引したらしい…


Syant_4



この手術方法だと頭部切開のために髪は剃り落とされて丸ぼうず

麻酔も全身麻酔となるため 患者の体への負担が大きいのだけれど

脊髄麻酔ができず 脳外科医4名の判断なのだから仕方がないね

@(-ω-。`)@ チャコ… 痛い思いばかりして…





腰椎腹腔短略術 だと1~1.5時間くらいと聞いていたものが

脳室腹腔短略術 に変更しため 剃髪やその他の処置で3時間以上

一人で待合室で待機していたAちゃんは 不安でいっぱいだったと思う

「もぅママが帰って来ないんじゃないかと思った」 とチャコを見て泣いた





でも尋常じゃなく逆行に強いチャコは ちゃんと戻ってきたんだよ

無責任に喜べないけど 確実に急場は凌いだんだと思う…

戦いはまだこれからだけど とりあえずはAちゃんを慰労しよう!!



P3290025



よく頑張ったねAちゃん!! チャコ!! 今夜はゆっくり休んでね @(^-^*)@





こんなヘビーな話を読ませて 心配させてしまったみなさんごめんなさい

でも私は決して 「可哀想な友人の話し」 を書くつもりではありません



チャコは大切な友人ではありますが その時の覚悟もできています

もしチャコが諦めずに奇跡を起こしてくれるなら 

それは最上級に素晴らしいことだけどね… 人はいつか風になる…



彼女の壮絶な経験を冷静に描写することで 警鐘を鳴らしたいと思います

40路… 50路… 浮世の病は明日は我が身です!!

もぅ無理は禁物 でも今から気を付ければきっと回避もできるでしょう

大事な仲間達には ずっと元気で笑っていて欲しい!!


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チャコ」カテゴリの記事

コメント

chiiさん♪

彼女がクモ膜下出血で倒れた4年前…
彼女以外に二人の友人が倒れ 二人は亡くなりました
あっという間の死 そして葬儀
生き残ったのはチャコだけ

亡くなった二人の遺族は空虚な気持ちにを抑えて
気丈に振舞ってはいましたが 辛かったでしょうね
でも正直「素晴らしい卒業式だ」と羨ましく思った
生き残った方が ずっとずっと過酷だもん

チャコは本当はどう思ってるのか… もぅ分からない
でもこれも彼女の生き様だと思って見届けるよ
彼女より先に うっかり自分が卒業しないように
それだけは心に決めました @(^∀^*)@

投稿: 花ひつじ | 2013/04/01 22:56

何よりもすごいのは 本人が生きる事をあきらめていない事。
生きているそれだけで素晴らしい 嬉しいって
頑張るって。

意味があるんだよね 何にでも。
それを見守る花ちゃんも素晴らしいよ。


いい話をありがとう!

投稿: chii | 2013/03/31 20:49

utunosamuさん♪

>こういう話を正直に、克明に書くって、大切なことだと思うんですよね。

そう言ってもらえると 意志が強固になりますね
いかんせんアンダーでダークな負の要素ですから
普通は表に晒したりしません

でもチャコは人の助けになりたいと言っていました
実際こうなったらどうなるのか? 自分はどう対処するのか?というのは
ある程度知識として拡散しておくべきだと思います

彼女のような人こそ生活保護や身体障害者認定は有効であり
国の福祉の利用方法や 民間介護の実態も関わってきます
「気の毒な人」だと敬遠され本人と家族の苦悩だけで終わらせないように 
医療や保険の仕組みなども 自分達の知識にして欲しい

サムさんも寄り添ってくれる人がいてHappyでしたね
これからも大事にして下さい

投稿: 花ひつじ | 2013/03/31 16:12

こんばんは。
こういう話を正直に、克明に書くって、大切なことだと思うんですよね。
恐らく、同じような経験をして悩んでいる人がいるでしょうから。
私のときも、たくさん参考になりましたし、助けられました。
その当時読んでいたのは、相方ですけどね。

投稿: utunosamu | 2013/03/30 21:52

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